遊園地のパレードをテーマに音楽に合わせてダンスを披露した =マティダ市民劇場

定期演奏会で観客魅了 宮古高校吹奏楽部

 宮古高校吹奏楽部は6日、マティダ市民劇場で第55回定期演奏会を開催。2部構成の1部では県吹奏楽コンクールで演奏した2曲を披露。第2部は魔法の遊園地をテーマに、カラフルな衣装のダンスなど、個性豊かな演出で集まった大勢の観客を魅了した。
 第1部ではマーチ「ブルー・スプリング」とミュージカル「レ・ミゼラブル」よりの2曲を披露。7月に行われたコンクールで、同校は金賞を受賞した。
 第2部では魔法の遊園地に迷い込んだ男の子がさまざまなアトラクションを楽しむというストーリーで、軽快なダンスとともにディズニーのエレクトリカルパレードや、スーパーマリオの楽曲などを演奏。
 松本博枝顧問は「部員一同『聴いている人に感動をあたえる演奏を』との思いを込めて取り組んできた」、部長の友利沙也加さん(3年)は「人生に欠かせない音楽とかけがえのない仲間たちと共に過ごせる時間が幸せ。日頃の感謝の気持ちを込め、心に寄り添えるような音楽を届けたい」とそれぞれコメントを寄せた。
 観覧していた平良中吹奏楽部の川満こはねさん(3年)は「私たちとレベルが違うと実感してとても尊敬した。宮古高に進学して吹奏楽部に入り、先輩たちのような演奏ができるようになりたい」と話した。

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