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インタビューに答える盛島選手 =7月27日、那覇市の興南高校

「一戦必勝で倒したい」盛島選手(鏡原中卒)が意気込み 興南、あす市立船橋と

 【那覇支局】第104回全国高校野球選手権大会が6日、甲子園球場で開幕し、3年ぶりに入場制限のない有観客での大会となる。県代表の興南高校(那覇市)はあす8日の第4試合(午後3時30分開始予定)で千葉県代表の市立船橋高校と対戦する。興南で守備の要である捕手を務め、主軸の4番を打っている盛島稜大選手(鏡原中卒、城辺福里出身)が大会に臨む意気込みを語った。
 甲子園への意気込みとして「普段の練習にしっかりと取り組んで、悔いのないベストの状態で目の前の対戦相手を一戦必勝で倒していきたい」と強い決意を示した。チームは県大会終了後には走塁や打撃練習に精力的に取り組んだという。自身も県大会の反省を踏まえ、「甲子園ではヒットをたくさん打てるように頑張りたい」と述べ、「守備からリズムを作って打撃に良い流れを作っていきたい」と守備での活躍にも意欲を示していた。
 宮古島の人たちに対しては、「甲子園で良いプレーをして活躍することで沖縄、宮古島も盛り上がっていくと思う。甲子園でフルスイングする自分の姿をテレビなどで見てくれたらうれしい」と話した。
 興南は2010年に優勝しており、それ以来12年ぶりの優勝を目指す。
 盛島稜大(もりしま・りょうた) 2004年5月27日生まれ。鏡原中出身。中学まではいろいろなポジションを守っていたが、高校入学後、捕手の楽しさに目覚め、転向。遠投は110㍍を誇る強肩。右投げ右打ち、186㌢。

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