高校生らに警察官の仕事を説明する仲宗根署長 =宮古島警察署

高校生に採用説明会、宮古島警察署

 宮古島警察署(仲宗根宗信署長)は24日、市内の高校生を対象とした採用説明会を同署訓授場で行った。説明会では同署署員などが警官の仕事や採用試験のポイントなどを説明。若手署員を交えての座談会も行われ、参加した生徒は「警察官への思いがより強くなった」と話した。
 説明会で同署の渡嘉敷勇輝警備課長は警察は体力仕事だけでなく様々な分野で活躍できることを説明し、取り調べやサイバー犯罪対策、書類作成などの業務を紹介した。
 また「自分は高校の友人が沖縄で白バイ隊員になっていて『かっこいい』と思ったことがきっかけだった。警官になれるか迷っている人がいるかもしれないが、その人に適した業務が必ず見つかる」と話した。
 また仲宗根署長は「事件事故以外にも住民とふれあったり、語学に興味があれば国際関係の業務に就くこともできる」と話し、自身が大使館などで勤務したエピソードを紹介した。
 説明会に参加した宮古総合実業高校3年生の菅浪瑠菜さんは「高校に入ってから、仕事は公務員が良いと思っていた。自分の体力を生かして人を守る仕事をしたい」と意欲を述べた。

関連記事一覧