宮古島市新型コロナ新規陽性者数(5月)

新型コロナ 過去最多167人

 【那覇支局】県文化観光スポーツ部は24日、4月の県内入域観光客数は前年同月比55・8%増の40万9000人と発表した。5カ月連続の増加となったが、コロナ禍前の19年同月比では52・0%減となった。
 4月はまん延防止等重点措置などの行動制限がなく、減便規模の縮小やワクチン接種が普及した一方、前年同月は一部地域でまん延防止等重点措置が適用されていたため、前年同月を上回った。
 地域別では、東京方面が50・4%増の20万5900人、関西方面が61・7%増の8万6200人、福岡方面が59・9%増の5万1800人、名古屋が49・4%増の3万8400人となり、全地域で前年同月を上回った。外国からの来訪は25カ月連続でゼロとなっている。
 宮城嗣吉文化観光スポーツ部長は5月の見込みについて「大型連休で需要の回復傾向がみられるが、航空路線での減便や新規感染者数の高水準の影響であることから状況を注視する必要がある」と話した。
 10日時点の減便率は4月が10・7%、5月が6・6%。6月が2・4%と回復基調が鮮明になっている。

関連記事一覧