19日総雨量　梅雨前線の影響で強い雨

　宮古島地方は20日、梅雨前線の影響で大気の状態が非常に不安定となり、夕方には強い雨が降った。降り始めからの総雨量（20日午前０時～午後５時現在、速報値）は平良下里で80.５㍉、鏡原で67.５㍉、下地島で65.０㍉、城辺で60.５㍉、仲筋で46.５㍉となっている。宮古島地方には大雨、雷、波浪注意報が発表された。
　夕方には１時間当たり下地島で25.５㍉、平良下里で24.０㍉の強い雨を観測。また明け方は平良下里と城辺で16.０㍉、鏡原で14.０㍉、下地島で11.０㍉とやや強い雨が降った。
　きょう21日も梅雨前線の影響で曇り、所によっては明け方まで雨や雷雨がある見込み。沿岸の海域では波が高くなると予想されている。沖縄地方の向こう１週間も梅雨前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多く、降水量は平年より多いと見込まれている。