今期初!200キロ超クロマグロ 本村さん(改良丸)

 改良丸船長の本村繁信さん(51)は23日、宮古島市で2022年はじめてとなるクロマグロを宮古島漁業協同組合に水揚げした。重さは219㌔で、市内で販売する予定という。本村さんは「宮古の第1号は誰にも譲れない。今夜は祝杯だ」と笑顔で話した。

クロマグロを水揚げする本村さん(右から2人目)ら改良丸の乗組員=宮古島漁業協同組合

 本村さんは21日に宮古を出港。5日間の操業予定だったが、22日夜に大物を釣り上げた。21年も宮古のクロマグロ水揚げ一番乗りで、昨年は初日に3匹も釣ったという。内臓などを取り除いての計測は219㌔だったが、釣り上げたときは250㌔ほどの重さがあったと見込まれる。
 漁場については「一番の企業秘密。宮古島の南の方」と話す本村さん。「今年は30本が目標。漁獲制限がかかるまでどんどん漁に出て釣っていきたい」と意気軒昂に語った。
 この日釣り上げたクロマグロについては、大型小売店から解体ショーを行いたいとの提案もあるという。「3日ほど寝かした方がおいしくなるので、どうするか検討したい。1本目は全て宮古の人に格安で提供するつもり」と話した。

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