雌のくるみ(左)と雄の玲桜 =宮古合同庁舎

県合同庁舎の双子ヤギ すくすくと成長中

 平良西里の県宮古合同庁舎で飼育されている双子の子ヤギがすくすく成長中だ。青い首輪が雄の「玲桜」で、赤の首輪が雌の「くるみ」。毎日のように多くの市民に可愛がられているせいか、初めて見る人にも臆せず近寄り体をすり寄せるなどとても人懐っこい。

 2匹は3月1日生まれ。母の「ぱんだ」は出産のときに亡くなってしまったという。面倒を見ている県農林水産整備課の職員は「平日はいろいろな保育園から園児らが遊びに来て、週末も親子連れがよく訪れている。いつも人に接しているので慣れたのだろう」と話す。
 天気の良い日は庁舎裏手の芝生でロープにつながれ、伸び伸びと育っている様子が見られる。2匹には雑草を食べて芝生をきれいに維持管理するという任務があるという。

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