表彰伝達で(左から)安里会長、新里さん、交通安全協会の砂川米子さん、田場署長 =宮古島警察署

新里孝行さんが緑十字金章を受章

2021年度の警察庁長官及び全日本交通安全協会の交通栄誉章緑十字金章に宮古島地区交通安全協会長の新里孝行さん、全日本協会の優良交通安全協会で宮古島地区が表彰された。伝達式が23日午後、宮古島警察署で行われ、田場義浩署長、県交通安全協会連合会の安里昌利会長が新里さんに賞状を手渡した。

 交通栄誉章緑十字金章の交通安全功労者は、多年にわたって交通安全のために献身的に尽力し、その推進に多大の功績があった者、優良協会は交通安全活動の積極的推進と事故防止に顕著な功績があった協会をそれぞれ表彰するもの。
 新里さんは「金章はなかなかもらえないもので、受章はありがたい。(警察署の)古い庁舎の時代からボランティアで一生懸命やってきたことが認められた。地道にやってきたが、優良協会の表彰で二重の喜び」と喜んだ。
 この上で新里さんは「いろんな人との出会いがあり、勉強させていただいた。章に恥じないよう皆さんと一緒になって市民、県民のために交通安全を目指し、啓もう活動にまい進したい」と決意を表わした。
 伝達式で田場署長は、「多年にわたり交通安全推進のために献身的な取り組みに感謝する。その功績がすばらしい章につながった。優良交通安全協会もうれしい」と祝福するとともに、宮古島地区協会と連携を密にした交通事故のない安全安心な地域づくりに取り組む姿勢を示した。
 安里会長は、新里さんの妻に対する内助の功で感謝状を贈るとし、「長年にわたって交通安全に貢献された。協会を引っ張っていただき、県では一カ所だけの受賞。高齢者を含めて宮古島の交通安全にこれからも貢献してほしい」と述べ、表彰を喜んだ。

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