2月入域観光客数 2.1万人で79%増加

宮古島市観光商工課が14日にまとめた2022年2月の入域観光客数の推計値は2万1439人で前年同月比9492人、79.45%増加し、3カ月連続で前年を上回った。宮古圏域は2月7日に「まん延防止等重点措置」が解除されたが、他圏域や他県では延長された影響から航空需要に減少が見られた。また前月と比べて空路輸送実績は減少したものの入域観光客数は増えている。

 21年2月は「緊急事態宣言」の影響で大幅に減少し、20年度では3番目に低かった。増加傾向が続いているものの、22年2月も重点措置に伴う予約のキャンセルなどにより21年度では2番目に少なくなった。21年度の累計(4月~2月)は39万233人。
 宮古島観光協会がまとめた市内主要宿泊施設13カ所の稼働率は25.96%で前年同月比5.75ポイント上昇、宿泊者数は1万3262人で5922人増加した。
 観光関係者によると2月は厳しかったが、3月は運休していたスカイマークの下地島線の再開などから徐々に回復しつつあり、連休の予約も増えているという。4月は全国的な重点措置解除に伴う増加を期待する声もあった。

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