(前列左から)知念さん、与那覇さん、砂川会長、與座さん、前泊さん =市総合体育館

29個人・団体を振興表彰

 宮古島市スポーツ協会(砂川恵助会長)は26日、市総合体育館で2022年宮古スポーツ振興表彰式を行い、優秀競技者としてビーチサッカーW杯ロシア大会準優勝の上地琢文さんら18人のほか、優秀チーム6団体、優秀指導者5人を表彰した。新型コロナ感染対策のため児童生徒は各学校での伝達表彰とし、優秀指導者の与那覇健一さん、知念健次さん、與座清隆さん、前泊清さんに砂川会長が表彰状と記念品を手渡し功績をたたえた。

 成績選考基準は日本代表、全国ベスト8以上、九州ベスト4以上、県大会優勝、地区大会3連覇の個人またはチームと、その指導に特に功績があったと認められるもの。中学生の成績は宮古地区または県中体連が主催もしくは共催する大会のみ参照する。
 砂川会長は指導者らの功績をたたえるとともに「引き続き子どもたちにスポーツの持つ力を教え、人間性や道徳性の高まる指導をお願いしたい。今後とも宮古スポーツ界の発展に力を貸してもらえたら幸い」と呼び掛けた。また「コロナ対策に一丸となって取り組み、スポーツの力で元気みなぎる宮古島市となることを願っている」と語った。
 受賞者あいさつではジュニア卓球県大会優勝者を指導した与那覇健一さんが「宮古島の名監督・コーチらとともにこのような賞を頂けて大変晴れがましい気持ち」と喜びを語った。
 ビーチサッカー選手の上地さんとフットサル日本代表コーチの下地達朗さんは島外在住のため、表彰式には出席できなかった。
 表彰者は次の通り。(敬称略)
【優秀競技者賞】上地彩菜(東小1年)▽上地安徳(南小1年)▽上田悠士郎(久松小1年)▽下地心陽(北小2年)▽上田楓乃(久松小5年)▽花城葵(西辺中1年)▽近藤花音(宮古高1年)▽牧志侑武(同2年)▽上地健斗(同)▽兼島幸祐(同3年)▽與座力希夏(宮古工業2年)▽洲鎌秀吉(宮古高2年)▽長濱凜(同2年)▽前泊虎志郎(同3年)▽荷川取大翔(同)▽大島匠泰(同)▽砂川太吾(同)▽上里琢文(東京ベルディビーチサッカーチーム)
【優秀チーム賞】結の橋クラブ男子バレーボールチーム▽伊良部島中学校男子バレーボールチーム▽宮古高校男子卓球部総体チーム▽同新人チーム▽同校ウエイトリフティング部男子団体チーム▽宮古工業高校ボクシング部男子チーム
【優秀指導者】與座清隆(結の橋バレーボールクラブ監督)▽前泊清(同コーチ)▽与那覇健一(卓球、上地彩菜と上地安徳を指導)▽知念健次(宮古工業ボクシング部監督)▽下地達明(フットサル日本代表W杯帯同コーチ)

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