企業から説明を受ける求職者ら =市役所大ホール

55歳以上対象、8社参加 シニア向け求職フェア

市生涯現役促進協議会(座喜味一幸会長)は18日、ハローワーク宮古と共催で55歳以上を対象に「シニアのためのお仕事フェア2022」を市役所大ホールで開催した。市内8企業が動画で自社の説明を行った後、自由時間では求職者が各企業のブースで業務の説明を受け、会社見学や面接の案内も行った。

 イオン琉球ではマックスバリュ宮古西里店・宮古南店で商品製造などのスタッフを募集。同社担当は「店舗ではシニア世代が多く働いている。製造部門では調理のスキルが生かせるので応募して欲しい」と話した。
 参加した60代の男性は「警備の仕事の合間にできる草刈りの仕事に応募したい」と話し、60代の女性は「足が悪いので短時間の仕事を探している。話を聞いてみたい」と各企業のブースを回った。
 同協議会の田村靖子事業指導員は「宮古島はシニア世代が多い。一人でも多く良い仕事について貰いたい」とイベントの目的を話した。また旧下地庁舎でシニア向けの求人情報を公開しているとし「スタッフのサポートがあり求人を見つけやすいので、活用してほしい」と呼び掛けた。
 この他の参加企業は以下の通り。
 介護センタースマイル▽下地島空港施設▽琉球通信工事▽宮古島市スポーツ協会▽まるちく▽あおぞら福祉会あおぞら南保育園▽宮古新報

関連記事一覧