新型コロナ 県内1362人「みなし運用」開始
【那覇支局】県は17日、宮古島市で新たに5人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。16日は13人、2日間で18人。5日連続で前週の同じ曜日を下回った。累計は3478人。県内では新たに702人の感染が確認された。16日は660人、2日間で1362人。累計9万3076人。21日連続で1000人を下回った。
17日の市内患者は30代から60代までの男女。前週の38人と比べると23人減少した。年齢別では50代の2人が最多で30代、40代、60代の各1人。推定感染経路は4人が明らかになっていない。職業別では無職の2人が最多で、建設業、会社員、施設職員が各1人となっている。1週間当たりの人口10万人当たりでは151・95人。
市の入院中22人は宮古病院13人(中等症10人、軽症3人)、民間病院9人(中等症1人、軽症8人)。宮古地区の確保病床は74床。宿泊施設療養中10人、自宅療養中89人、入院調整中45人となっている。
17日の県内患者は10歳未満から90代の男女。年代別では10代が最多。県基準で重症者は4人。県は16日から同居家族などの濃厚接触者に発熱などの症状が出た場合、医師の診断なしに感染者とみなす運用を開始した。16日は6人、17日は11人が「みなし陽性」と判断された。