宮古島税務署　確定申告相談始まる

　宮古島税務署（粟國純次署長）は１日から、同署２階に確定申告の相談会場を開設した。申告は１６日から３月１５日までだが、密を避けるために前倒しで期間を長くとるもの。

　相談会場入場には整理券が必要で、当日配布か国税庁公式ＬＩＮＥで取得できる。新型コロナ感染防止対策としてｅ―Ｔａｘ普及を推進しており、相談会場でスマホ申告などの説明を行っている。操作に慣れてもらうことで、次年度以降自宅から申告できる納税者を増やすことが狙い。
　マイナンバーカードを利用した自動計算・入力などｅ―Ｔａｘの利便性を向上。ＩＣカードリードライタが不要になるほか、スマホのカメラで源泉徴収票を撮影することで金額や支払者情報などが自動で入力できるようになった。
　同署は税務署が発行するＩＤとパスワードによる申告はマイナンバーカード普及までの暫定措置になっているとし、カードの取得を呼び掛けている。申告期間中、宮古島市と連携し、税務署内に交付申請の受付けブースを設置する予定。