W杯でカーボベルデが注目 2度優勝国・ウルグアイと引き分けの実力
現在、開催中のFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会もいよいよ決勝トーナメントに突入する。今大会で最も注目を浴びたチームのひとつがカーボベルデだろう。グループステージでスペイン、ウルグアイ、サウジアラビアと対戦し、すべて引き分け。初出場ながらグループ2位で決勝トーナメント進出という歴史的快挙を達成した。
カーボベルデはアフリカ北西沖に位置する人口約60万人の島国。国土面積は約4000平方キロメートルで、滋賀県とほぼ同じ。10の大きな島と8つの小島からなり、ビーチリゾートが盛んな国として知られている。W杯決勝トーナメント進出国では史上最小国だそうだが、実は、意外にも日本と深いつながりがあるという。
1960年代の頃、カーボベルデのミンデロ港は日本のマグロ漁船の寄港地だった歴史があり、今でも日本船が利用している。ミンデロの人たちと日本人船員との交流が生まれる中、大漁だった日に日本人漁師が口々に「最高だよ」と言うのを耳にした現地の人が作った曲「Saiko Dayo(最高だよ)」が約50年前から歌い継がれているという。ボサノバ調のこの曲には「サイコーダヨ」という言葉が何度も出てくる。
7月4日(日本時間)、マイアミで行われる決勝トーナメント1回戦の相手はメッシ擁する前回覇者アルゼンチン。サウジアラビア戦終了後、記者会見でカーボベルデのブビスタ監督は「我々は小さな国だが、目標達成のために戦っている。不可能なことは何もない」と語っていた。優勝候補スペイン、過去2度優勝のウルグアイと引き分けた実力があるだけにアルゼンチンとの戦いが楽しみだ。


