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KDDIが熊本地震被災地に無償提供したStarlinkとはいったい何なのか

7月30日、KDDIは熊本地震の支援として衛星ブロードバンド「Starlink(スターリンク)」を無償提供すると発表した。

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28日に発生した熊本地震。KDDIのほか、ドコモ、ソフトバンク、楽天モバイルの大手4社で通信障害が発生した。なお、通信障害は30日夜までに全社復旧している。

今回KDDIが無償提供を行ったのは、衛星ブロードバンド「Starlink」30台。熊本県と厚生労働省管轄の災害派遣医療チーム(DMAT)に提供された。なお、auを契約していなくても、Wi-Fiを受信できる機器があれば誰でも利用できる。

「Starlink」とは、スペースX社が提供している衛星ネットワークサービスで、近年はKDDI、ドコモ、ソフトバンクの大手通信3社が契約者を対象に当面無償提供していることでも知られている。

契約者に対して提供されているものは、圏外の山間部などで電波がつながらないときに通信できるというもの。ただし、電波は微弱なため、周囲に障害物がある場合はつながらないことも多い。

今回提供されたものはアンテナとルーターのセットのため、圏外になったときに使える最低限のサービスとは異なり、多くの人の通信拠点となりえる。

なお、「Starlink」はロシア・ウクライナ戦争の際、ウクライナにいち早く提供され、ロシアの攻撃により不安定になったウクライナの通信状況を助けたことでも注目が集まった。

アンテナが空の上にあるため、地上のインフラに依存しなくて済み、電源さえ確保できれば軽量・小型のアンテナですぐにつながる「Starlink」。災害時こそ真価を発揮しそうだ。

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