自宅に頭蓋骨を飾った「承諾殺人」で再び注目「座間9人殺害事件」
17日、同意を得て女性2名を殺害し「承諾殺人」などの罪に問われている斎藤純被告(32)の裁判がさいたま地裁で行われ、検察側は懲役13年を求刑した。
斎藤被告は2015年に神奈川県横浜市および2018年に埼玉県さいたま市で女性2名を殺害した容疑で2025年に逮捕されており、女性の被害者はそれぞれ自殺願望が強く、同意を得たうえで殺害したと見られている。
一方で斎藤被告には以前から「殺人欲求」や「殺人衝動」が強くあったとも報道されており、自宅には2018年に殺害した女性の頭蓋骨が飾られていたという。
本事件は「近年まれにみる猟奇事件」として逮捕当時に大きな話題となったが、比較するように取り上げられたのが、2017年10月に発覚した神奈川県座間市内のアパートにて女性8名、男性1名の計9人を殺害しバラバラにした「座間9人殺害事件」である。
本事件の犯人である白石隆浩(2025年死刑執行)はバラバラにした遺体をクーラーボックスや収納箱に入れて保存。最終的に殺害した9人の頭部のほか、約240本の骨が部屋から見つかっている。犯行が行われたアパートは座間市内の何も変哲のない賃貸アパートであり、そのギャップから本事件は日本のみならず、海外でも大きく報じられた。
事実、今回の「承諾殺人」で裁判が行われた斎藤被告に関しても、検察側から「座間の事件から影響を受けたか?」という質問に対しては「処理のほか自宅で殺害するという手法を真似した」と語っており、「座間9人殺害事件」が、殺人願望を持つ若者にとって衝撃的な一件であったかを物語っている。


