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土曜日と重なった2026年のハロウィーン 仮装した人々で街中はお祭り騒ぎ

10月31日は古代ケルトに起源を持つ祭事で、日本では姿を変えて盛り上がりを見せるハロウィーンの日。土曜日と重なったこともあり、東京・渋谷の繁華街は仮装して歩く人らであふれ返った。

近年はハロウィーンに便乗した迷惑行為が目立ち、JR渋谷駅周辺の一部商業施設では、酒類の販売禁止や営業時間の短縮など、規制措置を実施した。ただ、ハロウィーンの行事自体が規制されたわけではない。渋谷駅周辺のナイトクラブでは、仮装で来場すると入場料を割り引くなど、ハロウィーンに関連したイベントも各地で行われた。

W杯で日本がチュニジアに勝った日曜の昼、渋谷スクランブル交差点で起きたこと

16時過ぎに警視庁が渋谷スクランブル交差点周辺の通行規制を開始し、「DJポリス」による交通整理も始まった。この時点では仮装する人の姿はまだまばらだったが、日没後の17時ごろから仮装姿の人が急増した。

渋谷スクランブル交差点や渋谷センター街といった街の中心部に加え、渋谷109や渋谷PARCO、MIYASHITA PARKなどの商業施設でも仮装姿の人が増え、街の雰囲気はハロウィーン一色となった。

「渋谷に来なければいけなかった」

日本におよそ1カ月滞在しているというカナダ人グループのうち2人が取材に応じ、「渋谷の風景を眺めるためにやってきた」と話した。「こんなに盛り上がっているとは思わなかった」と語ってくれた。

ロックバンド「MAN WITH A MISSION」のファンだという男性は、同グループの象徴でもあるオオカミの被り物をかぶり、路上で静かに立っていた。この男性は、同日池袋で開催されたイベント「池袋ハロウィンコスプレフェス2026」にも参加していたという。

人気アニメ「呪術廻戦」のキャラクターになり切った2人組の女性は、長野から渋谷にやってきたという。「同作では渋谷が舞台の一つになっているので、渋谷に来なければいけなかった」と笑顔で答えた。

任天堂の代表作であるゲーム「スーパーマリオブラザーズ」のBGMを大音量で流し、マリオのコスプレをしていた30代の男性は「アメリカのテキサス州から観光で渋谷を訪れた。渋谷はYouTubeで見ていた場所。パワフルでエキサイティングな気持ちになれる」と興奮気味に語ってくれた。

渋谷センター街はの一部エリアでは、身動きが取れないほどの混雑状態が発生した。交通誘導をしていた警察官は、体感の話になると前置きをした上で「20時の時点で想定を上回っている。大変な混雑だ」と、状況を説明した。

警視庁は30日から11月1日まで、渋谷駅周辺で車両を通行止めにするなどの交通規制を実施する。JR渋谷駅でも、敷地内における独自の通行規制を31日まで実施した。

コロナ禍以前では、2015年10月31日以来となった土曜日のハロウィーン。11年前は渋谷区が駅周辺に特設の着替えスペースを用意するなど、仮装を歓迎する姿勢を見せていた。あれから区の方針は大きく転換したが、ハロウィーンを楽しもうとする人々の熱気は、今年も高かったようだ。

文/池田聖人 内外タイムス

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