元東大教授、「ソープランド接待」で有罪判決 高級クラブなど計28回、約183万円
東京大学大学院医学系研究科の佐藤伸一元教授が、一般社団法人「日本化粧品協会」の元代表理事から共同研究の便宜を図る見返りに高級クラブやソープランドなどで約183万円相当の接待を受けた汚職(受託収賄)事件で東京地裁は22日、懲役2年、執行猶予3年、追徴金約183万円の有罪判決を言い渡した。
元東大教授、ソープランド接待を正当化する「性感染症の研究契約」と家族ぐるみの完全黙秘【裁判傍聴記】
起訴状などによると、佐藤被告は共同研究として「社会連携講座」の設置などで便宜を図った見返りに、2023年3月から2024年8月にかけて有楽町のフランス料理店や銀座の高級クラブ、吉原の高級ソープランドなどで合計28回、約183万円の接待を受けたという。
接待は、日本化粧品協会の引地功一元代表理事(贈賄罪で有罪が確定)が行い、佐藤被告の部下だった吉崎歩元特任准教授(収賄罪で有罪が確定)も受けた。
東京大学は1月26日付で、当時まだ被疑者だった佐藤被告に対して、懲戒解雇の処分を行った。2月2日には、東京地裁にて佐藤被告の勾留理由開示手続きが行われ、佐藤被告が接待をどのような形で受けていたかが明るみになった。
佐藤被告はソープランドでの接待を受けるにあたって、「性感染症検査に係る業務契約書」を作成し、接待を研究業務の一環であるかのように偽装していた。接待を受けたことを隠ぺいするために、偽のデータを作り上げていたという。
佐藤被告は9月25日に行われた初公判で起訴内容を認め、「二度と公務・研究に就かない」と語っている。検察側は懲役2年、追徴金183万円を求刑していた。






