水道水等検出農薬 水質基準クリアで「安心して利用を」

 宮古島地下水研究会が先月28日に市内で採取した地下水や水道水から非常に微量ながら複数の農薬成分が検出されたと発表したことについて、市水道部は検出された測定値は市が目標値としている定量下限値を大きく下回り「直ちに人体に悪影響を及ぼすものではない」との見解を示し、「市の水道水質は水道法で定める水質基準を十分クリアしている。これまで同様安心して水道水を利用してほしい」と呼び掛けている。
 同研究会によると市内9カ所の湧水や井戸、貯水池、1カ所の水道水で採取した水を分析した結果、湧水などでは約40~180ナノ㌘/㍑(ナノ㌘は10億分の1㌘)、水道水は約40ナノ㌘/㍑の農薬成分が検出された。非常に微量で同研究会も「すぐに健康被害がある訳ではない」とした上で、水質モニタリング調査の実施などを求めている。
 同水道部は市民の心配や不安の払しょくと水道水の安全性のため、今後の取り組みとして水道水源地下水流域および水道水について今年度内に同研究会が測定した農薬成分について追加検査を行い、その結果を公表していく。

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