「杉並区民の人を見る能力の無さに絶望」自民区議が発言を謝罪
杉並区の浅井くにお区議会議員が2日にX(旧Twitter)で、自身の投稿について撤回し、謝罪したものの、波紋を広げている。
発端となったのは6月28日に投票が行われた杉並区長選挙。現職の岸本聡子氏、自民党の推薦を受けた大和田伸氏、「再生の道」推薦の増田義彦氏、前区長の田中良氏が立候補していたが、岸本氏が大和田氏にダブルスコア以上の差をつけて当選した。
結果が出た6月29日、浅井氏は自身のXで「杉並区長選挙の結果を見ると、杉並区民の人を見る能力の無さに失望しました」とポストした。
このポストに対し、ネット上からは「選挙結果は『民意』であり、それに対して批判・非難するのは民主主義を否定する事につながる」「左右問わずこういうこと言う人は本当に情けない」「ダブルスコアで区民の所為にするのは民主主義上良くない」という批判が殺到した。
批判を受け、浅井氏は2日に再びXを更新し、「先日、杉並区長選で別の候補への応援の気持ちが先走り、選挙における区民の皆様の声を軽んじる投稿をしてしまいました」と先の投稿に言及。
その上で、「区議会議員という立場であってはならないことで、撤回し謝罪いたします」と明かした。
また、「このようなことが二度とないよう、信頼回復に努めてまいります。大変申し訳ございませんでした」とつづり、当該ポストを削除した。
岸本区長は無所属で出馬したものの、2022年の1度目の出馬の際には共産党や立憲民主党、れいわ新選組、社民党のほか、市民グループからの推薦を受けたリベラル系。市政をめぐっても自民党と対立している。
浅井氏自身、2月23日には岸本氏のチラシの写真をXにアップし、「我が家のポストにピンクのキモイ!チラシが投函されていました」「杉並から居なくなって欲しいです」と侮辱とも受け取れるポストを投稿していた。
そのために出たポストと思われるが、ダブルスコア以上で当選した事実を軽視するかのような浅井氏のポストは謝罪投稿後も波紋を広げ、「杉並区の有権者をたたき斬った事実は変わらない」「誰に選ばれて杉並区議会議員なったと思ってんの?」「なぜ政治家は過去の言葉を撤回できると思ってるんだろう」という厳しい声を集めている。






