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本多灯のロス五輪出場は絶望的に 瀬戸大也の不倫、桃田賢斗の違法賭博…五輪メダル候補を襲った不祥事

日本水泳連盟は4日、都内で倫理委員会を開催し、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の罪で拘禁1年、執行猶予3年の有罪判決となった2021年東京五輪男子競泳200メートルバタフライ銀メダルの本多灯に競技者登録資格停止21カ月の処分を下した。これにより、2028年7月開幕のロサンゼルス五輪出場は絶望的となった。

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本多は昨年11月、都内の制限速度が時速30キロの道路を時速88~108キロで運転し、対向車と衝突。相手にけがを負わせたが、日本水連への事故報告を8カ月間も怠っていた。同日、取材に応じた金子日出澄専務理事は「ロス五輪があるとか、一切忖度(そんたく)しない」と強調した。

競泳界の不祥事といえば、瀬戸大也が記憶に残るのではないだろうか。東京五輪日本代表内定後の2020年10月、前代未聞の活動停止などの処分を科された。

瀬戸は同年9月、「週刊新潮」(新潮社)によって当時20代の元キャビンアテンダントとの“白昼ラブホ不倫”が報じられ、日本中に衝撃を与えた。同月、所属先のANAから契約解除されるとともに、五輪の競泳日本代表主将とJOCシンボルアスリートを辞退。

だが、騒動はこれに留まらず、新たに肉体関係を持っていた女性から告発され、“掛け持ち不倫”が発覚。しかしながら、2021年夏に延期された東京五輪の代表内定は維持された。

五輪内定選手の不祥事は瀬戸だけではない。2016年4月、都内の違法カジノ店で賭博行為が発覚したバドミントン男子・桃田賢斗も同年夏のリオデジャネイロ五輪の男子シングルスでのメダル獲得が期待されていたが、出場はかなわなかった。

桃田は、2014年の10月から2015年の1月の間にバドミントン男子・田児賢一の紹介で都内の違法カジノ店を計6回程度訪問し、違法な賭博行為をしていた。2016年4月の「週刊現代」(講談社)では「謝罪会見で2人が隠した『真実』」との見出しで、暴力団関係者との接点やギャンブルの依存性などが伝えられた。

謹慎を経て、2020年1月にマレーシアでの国際大会を終え空港へ向かう途中、トラックと衝突する事故に遭遇。運転手は死亡し、桃田も顔面裂傷や鼻骨骨折、全身打撲などの重傷を負った。

桃田は、復帰後は東京五輪に出場。再び世界トップの座を取り戻し、昨年4月には自身が所属するNTT東日本のバドミントン部のコーチ兼、プレーヤーとして活躍している。

どれほど優れた才能を持ち、メダル獲得が期待される選手であっても、競技の外での行動がその未来を左右する。トップアスリートには、競技力だけでなく、それに見合う自覚と責任が求められている。

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