文化の発展担う力作たたえる 市民総合文化祭一般の部表彰式 【盆栽・写真・文芸部門】
「第21回宮古島市民総合文化祭一般の部」の表彰式が18日、市未来創造センターで行われた。盆栽・写真・文芸の各部門で優秀な成績を収めた入賞者に表彰状が贈られ、日頃のたゆまぬ創作活動と輝かしい栄誉をたたえた。各部門の市長賞には盆栽部門で池間俊昌さん、写真部門(一般の部)で砂川彩さん、文芸部門(短歌)で上地健三さんらがそれぞれ輝いた。
表彰式の冒頭、主催者を代表して宮城克典教育長が受賞者やその家族、地域関係者への深い感謝の意を表した上で「私たちが暮らす宮古島には豊かな自然と先人から受け継がれてきた独自の文化や風土がある。市民の皆様が日常の中で育んできた文化芸術活動は地域に深い潤いをもたらし、人と人とのつながりを深めている」と述べた。
文化祭が21回という重ねた歴史についても触れ、「文化を愛し、活動を継続されてきた皆様の絶え間ない努力の積み重ねによるもの」と敬意を表し、受賞者に対しては「今回の受賞を大きな糧として、今後ますます技術や感性を磨き、各分野で活躍されることを心より期待したい」とエールを送った。
表彰に先立ち、各部門の審査員・部門代表者による講評が行われた。
盆栽部門は日本盆栽協会宮古島支部の新城武一郎副会長が14点が出品された中から10点が選出されたことを報告。同支部が設立30周年を迎えたことにも触れ、「沖縄本島や石垣島に比べて立ち上がりは遅かったものの非常に高い技術と情熱で発展してきた」と述べた。出品については「品種の偏りが見られたため、今後はよりバランスの取れた多様な品種への挑戦を期待したい」とアドバイスを送った。
写真部門は宮古写真協会の與那覇昇会長が一般の部とU(アンダー)―18・15を合わせて81人186点の応募があったことを報告 一般の部で最高賞となる市長賞を獲得した砂川彩さんの作品「笑顔、満開」には「外からの柔らかい光を巧みに活かし、子どもの生き生きとした可愛らしい表情を捉えている。親子の温かい愛情がにじみ出る素晴らしい作品」と評価した。
文芸部門は文芸部会の上地恵美子会長が「残したい島の風情」をテーマに97点の作品が集まったことを報告。短歌では朝靄の中で船を見送る母の情景を詠んだ上地健三さんの作品が市長賞に輝いた。新設した「フォト俳句」には11点の作品が寄せられ、写真と俳句の視覚的・文学的融合が高く評価されたと述べた。
このあと各部門の入賞者に宮城教育長、市議会の平良和彦議長、市文化協会の平良絹代会長から表彰状が手渡された。
受賞者代表して文芸部門で短歌市長賞に輝いた上地健三さんがあいさつ。受賞作が出来上がるエピソードや文化活動への思いを語り、「お互いに切磋琢磨し、これからもより良い作品を生み出して宮古島の文化振興を盛り上げていきましょう」と決意を新たにしつつ、多くの市民の参加を呼びかけた。
入賞者は次の通り。
【盆栽部門】
▽市長賞=池間俊昌
▽議長賞=与那覇実
▽教育長賞=上地正義
▽文化協会長賞=新城武一郎
▽奨励賞=砂川博一、津波古敏夫、新里正人、下地敏明、与那覇止、池原健二
【写真部門】
◎一般の部
▽市長賞=砂川彩
▽議長賞=仲田恵理奈
▽教育長賞=佐々木ひかり
▽文化協会長賞=ケネピー
▽奨励賞=ナザロヴァ・エカテリーナ、召田貴章、平良光徳、塩川江莉香、玉城、福里沙也加、川満温美、守谷志保、大谷友佳里、真壁寛樹
◎U―18
▽市長賞=川満友里亜
▽奨励賞=平良心和、武島穂積、翁長美昊、根間英子、濱川柚子
◎U―15
▽市長賞=塩川莉生
▽奨励賞=波名城暖、舞木龍之介、小山華乃、狩俣和佳、高島糸鈴七、塩川瑛美莉、恩河寿安
◎会員の部
▽市長賞=塩川みさこ
【文芸部門】
◎短歌
▽市長賞=上地健三
▽教育長賞=渡久山春英
▽文化協会長賞=下地能子
◎俳句
▽市長賞=渡久山和子
▽教育長賞=下地ひろ子
▽文化協会長賞=岸本和子
◎川柳
▽市長賞=真壁勝美
▽教育長賞=平良幸子
▽文化協会長賞=砂川初枝
◎フォト俳句
▽市長賞=仲間健
▽教育長賞=松原朋子
▽文化協会長賞=宇憧子(西里恵子)
◎詩
▽教育長賞=砂田文生
▽文化協会長賞=岩本大輔
◎エッセイ
▽市長賞=砂田文生



