感性と情熱の力作一堂に 市民総合文化祭開幕 未来創造センターで美術、写真など部会展 一般の部18日まで
第21回宮古島市民総合文化祭「一般の部展示」(主催・市、市教育委員会・市文化協会)が16日、市未来創造センター多目的ホールなどで始まった。18日まで。「創造する市民の文化」がテーマ。「私たちはどこから来て、どこへ向かうのか」をサブテーマに、美術、写真、書道、盆栽、文芸、華道、生活文化、園芸など各部会から多彩な作品が出品された。開会式では、嘉数登市長や市文化協会の平良絹代会長、市議会の平良和彦議長、天久珠江生涯学習部長がテープカットで開幕を祝った。会場には初日から多数の市民らが訪れ、部会員らの作品を観賞する姿が見られた。
オープニングセレモニーでは、嘉数市長が市の文化振興に尽力する関係者に感謝を表明。「宮古島には美しい自然とともに先人から受け継がれた豊かな文化がある。市民一人ひとりの自由な表現と感性が重なることで文化は時代とともに豊かさを増している」と語り、日頃のたゆまぬ創作活動が地域の絆や新たな活力を生み出す原動力になっていると強調した。
宮城克典教育長(代読)は「文化芸術は立場を超えて人と人をつなぐ大きな力を持っている」と述べ、子どもたちの感性や発想力を育む場としての重要性を強調した。10月下旬に開催される児童生徒の部の展示や11月以降に予定されている音楽会、お話し大会への来場を呼びかけた。
平良会長は、協会の前身である平良市文化協会の発足が43年前の文化祭をきっかけとしていた歴史に触れ、「文化協会の歩みは文化祭と共にある」と振り返った。一般の部サブテーマにも触れ、「劇的に変化する島の中で市民文化の中に自分たちの答えのヒントを見つけられるはずだ」と述べ、応募作品の多様化や、充実した市民向けワークショップも紹介。来年2月まで続く各種催しへの参加を呼びかけた。
来賓として祝辞を述べた平良議長は、会場に並ぶ作品を「市民が生活の中で培った感性と努力の結晶」と称賛。「急変する現代社会において文化芸術の重要性は増している。誰もが心豊かに暮らせる文化都市・宮古島の発展へ向け、議会としても全力で取り組んでいきたい」と述べた。

個性あふれる表現 多彩な作品、市民を魅了
会場の多目的ホールでは、美術部会が油絵を中心に工芸、織物、造形など立体作品や光、音も含めた作品など個性あふれる表現世界が並ぶ。
写真部会は写真コンクール入賞作品や会員の作品を展示。「昭和の宮古島 昔の写真展」では西里通りや平良港などが撮られた懐かしい写真も展示されている。
中央公民館2階の市民ギャラリーに丹精込めて手入れされた力作がそろう盆栽部会の展示。
市立図書館コーラルプレイスには、文芸部会が「残したい島の風情」をテーマに例年通りの部門に加え、今回は「フォト俳句」部門も新設し募集した作品も披露している。
書道部会はブラウジングコーナーで会員らの作品を展示しており、17日には「書道パフォーマンス」も予定している。
研修棟では、生活で花を楽しんでいる市民の参加も含めて華道部会30作品の展示が広がる。
生活文化部会は島の素材を活用し「こねこね手作り石鹸体験」も設けられ、17と18の両日には「あふ作り」「サニンムツ作り」のワークショップが行われる。
なお、児童生徒の部展示部門は24、25の両日に開催される。


写真で紹介一般の部 18日まで










