台風被害で廃止予定の久留里線末端部が“再開未定”に 「そのまま廃止されてしまうのでは」と心配の声も…
シルバーウイークを直撃した「台風25号」は関東地方を中心に大きな被害をもたらした。特に鉄道の被害は甚大で、JR東日本によると24日の時点において、千葉県内の一部区間は依然として運転を取りやめている。
運転を取りやめているのは、総武本線の榎戸駅~成東駅間、内房線の姉ケ崎駅~木更津駅間などの7線区で、復旧には数日~3カ月の時間を要するという。また、特に被害が大きいとされているのが久留里線の久留里駅~上総亀山駅間で、運転再開の見込みすら立っていない。
赤字ローカル線、地元客が乗る頻度を上げて維持するのはもはや不可能…観光列車化のアイデアを
久留里線は房総半島の東京湾側と内陸部をつなぐ路線で、木更津市の木更津駅から君津市の上総亀山駅までの距離32.2キロを結ぶ。全14駅のうち11駅が無人駅というローカル線だ。そのうち運転再開の見込みが立たない久留里駅~上総亀山駅間のわずか10キロの4駅区間は来年2027年4月1日をもって廃止することが決まっている。
そのため鉄道ファンの間では「復旧ができずそのまま廃止されてしまうのではないか」とする心配の声も多い。特に久留里線の終着点でもある上総亀山駅は、亀山湖(亀山ダム)や亀山温泉を擁する観光地であったため、秋になれば「紅葉狩り」目当ての観光客が多くやってくるはずだった。
しかし、今回の台風で久留里線の一部が不通となったため、紅葉目当ての観光客は期待できそうにない。鉄道ファンのなかには「復旧するまで廃止延長してほしい」「そのまま廃止になるのは残念すぎる」という声も多く聞かれる。
果たして半年後に廃止が決定している路線の「奇跡の復活」はなるか?






