男女共同参画社会へ新計画策定へ 市懇話会、委員17人に委嘱 4次総括は進ちょく率8割
「第5次宮古島市男女共同参画計画(うぃ・ずぅプラン)」の策定に向けた第1回市男女共同参画懇話会が17日、市役所で開かれた。嘉数登市長が委員に委嘱状を交付したあと、会長に糸数優子さん(宮古島商工会議所地域振興課長)、副会長に砂川夕莉絵さん(宮古青年会議所理事長)を選出。同計画は、これまでの取り組みを検証し、社会経済情勢の変化による新たな課題にも対応しながら引き続き男女共同参画社会の実現に向けた取り組みを推進する。この日は第4次計画の総括点検評価結果の報告なども行われた。
嘉数市長は「男女が互いの人権を尊重し、性別に関わりなく、その個性と能力を十分に発揮できる社会の実現を目指し、これまでの男女共同の推進に向けた取り組みを進めてきた。第5次男女共同参画計画策定にあたっては、これまでの取り組みの成果や課題を踏まえるとともに社会情勢に対応し、より実効性のある計画にしていくことが重要。委員の皆さんの幅広い意見、提言をいただき男女共同参画のさらなる推進に取り組んでいきたい」とあいさつした。
第5次男女共同参画計画の期間は2027年度から36年度の10年間。第2次市総合計画の基本目標を構成する重要な要素で市子ども・子育て支援事業計画をはじめ各種関連計画と整合性を確保した計画となる。懇話会は7月、9月と来年1月にも開かれる予定だ。
市民、事業所などを対象とした各種調査結果に基づき、「男女が等しく生きる権利を保障される社会の実現」「個性と能力を認め合う社会の実現」「一人ひとりが自立する社会の実現」「誰もが安心して暮らせる社会の実現」の4つの基本目標における課題を整理し、今後の検討事項について説明した。
第4次男女共同参画計画の取り組み状況に関する総括点検評価の集計結果は、「すべての年度で計画通り取り組めた」が66・5%、「一部の事業で計画通り取り組めていない」が13・9%と合わせて約8割(80・4%)の進ちょく率となった一方、「未実施」は19・6%だった。
取り組みが進んでいる点として、ワーク・ライフ・バランス(WLB)分野の実施状況や成果指標の評価が良好で、市民の認知度や事業所の取り組み状況が「達成」評価であることから、次期計画でも重点的に継続すべきだと説明された。。
一方で課題がみられる点としては、男女共同参画の周知度悪化や、計画の認知度低下が挙げられた。人権尊重の意識育成や教育・学習分野では未実施も一定数あり、市民への効果的なアプローチ方法の構築が今後の課題となっている。



