中国公務船が領海侵入 相次ぎ4隻、約2時間航行 尖閣周辺 

 尖閣諸島(石垣市)周辺の日本領海に10日午後4時1分ごろから同15分ごろにかけて、中国海警局の船舶「海警1307」「海警1301」「海警1303」「海警1304」の4隻が相次いで侵入した。いずれの船も機関砲などの砲を搭載しており、第11管区海上保安本部の巡視船が退去要求や進路規制を行い、午後6時ごろまでにすべて領海から退去させた。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは33日連続となった。
 同本部によると、同日午前9時時点では4隻が魚釣島や久場島周辺の接続水域内を航行していた。午後3時現在では、「海警1301」が魚釣島西南西約32キロを南南東向けに、「海警1304」が魚釣島西約33キロを南南東向けに航行。「海警1307」と「海警1303」も魚釣島西南西約32キロを南南東向けに航行しているのが確認されていた。
 その後、4隻は午後4時1分ごろから同15分ごろにかけて魚釣島南南西から相次いで領海に侵入したのが確認された。巡視船による警告と規制を受け、午後5時45分ごろから同6時ごろにかけて南小島南東で相次いで領海を出たという。
 同本部によると、午後6時10分現在では、「海警1307」が南小島南東約28キロを東北東向けに、「海警1301」が同南東約27キロを東向けに航行。「海警1303」が同南東約26キロを南南東向けに、「海警1304」が同南東約24キロを東向けにそれぞれ接続水域内を航行している。
 巡視船が再び領海へ侵入しないよう警告と厳重な監視警戒を続けている。

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