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研修会で障がいの特性に合わせたサポートを学ぶ民生委員ら =2日、平良老人福祉センター

障がい特性と関わり理解 「特性に合わせたサポートを」 平良第二地区民児協で研修 市社協の恩河さん講師

 平良第二地区民生委員児童委員協議会(下地榮子会長)児童福祉部主催の研修会が2日、平良老人センターで開かれた。「障がいがあるって、どんな気持ち?」のテーマで、講師を務めた宮古島市社会福祉協議会の恩河亜須香さんが知的障がい、発達障がい、愛着障がいのそれぞれの特性や具体的なサポート方法を説明し、「一人ひとりの感覚の違いを受け入れ、肯定的な関わりを重ねることが重要」と呼び掛けた。
 下地会長は「研修を通して障がいの方々、地域の方々の立場に立って支援ができることを期待している」とあいさつした。

講師を務めた恩河さん

 市社協の地域福祉課共生社会推進係長を務める恩川さんの講話では、はじめに参加者が1分間の時間感覚の違いを測る体験ゲームを実施。人間が持つ感覚の多様性を体感した上で進行した。
 知的障がいの知的発達症は
 ▽ゆっくり成長するイメージ
 ▽勉強を覚えるのに時間がかかる
 ▽難しい言葉が分かりにくい
 ――などと説明し、「表れ方は個人差が大きい。時間をかければできることがたくさんある」と話した。
 また、知能指数(IQ)の考え方や生活面での困りごとも紹介し、本人が自信を失いやすい背景に配慮する大切さを指摘した。
 発達障がいに関しては、自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如多動症(ADHD)、学習障がい(LD)を挙げ、これらは先天的な脳の特性の違いであり、「本人の努力不足や親のしつけの責任ではない」と強調した。
 具体的な接し方として、注意欠如多動性には「1つ叱ったら、9つ褒める。問題行動を叱るのではなく、できていることを見つけて褒める。できなかった結果よりトライした過程を褒める」と説明した。
 作業記憶(ワーキングメモリ)の課題については、「説明が長いと伝わりにくい(簡潔に)。言葉のみでは残らないので視覚情報を残す」「いくつも情報があると混乱するので、指示はひとつずつ。①靴を脱いだらそろえてね(そろえてから)②カバン置いてきてね(置いてから)③靴下は洗濯カゴに入れてね(カゴに入れ終わってから)④手を洗ってね――とステップごとに指示する」といった具体的なステップを提示し、参加者は熱心に耳を傾けていた。

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