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会見で多くの市民の来場を呼び掛けた嘉数市長(前列中央)ら =4日、市役所

「創造する市民の文化」10月16日開幕 第21回宮古島市民総合文化祭 展示や舞台の概要発表

 「第21回宮古島市民総合文化祭一般の部・児童生徒の部」(市・市教育委員会・市文化協会主催)の合同記者会見が4日、市役所で行われた。同文化祭はテーマ「創造する市民の文化」を掲げ、10月16日の開幕を皮切りに、展示部門の一般の部は10月16~18日、児童生徒の部は10月24と25の両日にそれぞれ市未来創造センターで開催される。会見では方言、文芸、書道、写真、華道、盆栽、芸能など部会代表らが展示や舞台発表内容を説明。主催者側は「一人ひとりに灯る文化の光で一際輝く島にしたい。多くの市民に足を運んでほしい」と来場を呼び掛けた。

 会見で嘉数登市長は、デジタル技術や生成AIの急速な発展に触れつつ、「だからこそ直接顔を合わせ、作品や発表を通して感動を分かち合うリアルな体験、地域コミュニティの存在が改めて見直されている」と強調。「先人から受け継いできた文化の魅力を守りながら新しい感性を次の世代へと継承していくことは今を生きる私たちの重要な役割。大人と子ども2つの展示が時期をつないで展開されることで世代を超えて文化の魅力を感じることができる。本市ならではの文化祭となることを期待している」とあいさつした。
 宮城克典教育長は、昨年の節目を超え新たな一歩を踏み出す意義に言及。「これからの子どもたちには自らの手で何かを作り出し、楽器を奏で言葉を紡ぎだすという頭脳や身体を使って表現する文化、芸術活動に大きな教育的価値が求められている」と語り、「大人の熟練の知恵や技術と子どもたちの瑞々しい感性が出会う学びと文化の交流の場でもある。子どもたちが故郷への誇り、シビックプライドの醸成につながるようサポートしていきたい」と述べた。
 市文化協会の平良絹代会長は「(東京から)宮古に戻ってきた際、日常の食事作りや文章、歌、踊りなどさまざまな方法で自分を表現している大人たちの多さに驚き、豊かな島だと誇りに思った」と振り返った。
 その上で「文化は特別な人だけのものではない。一人ひとりに灯る文化の光で宮古が一際輝く島になることを願っている。鑑賞するだけでなくワークショップなど体験の場も用意しているので多くの市民に会場へ足を運んでほしい」と呼びかけた。

 オープニングセレモニーは10月16日午前10時から市未来創造センター公民館・ホワイエ(入り口、多目的ホール前)で行われる。
 一般の部の展示部門は同センター内の中央公民館図書館で園芸、美術、写真、盆栽、生活文化、文芸、書道、華道など部会の作品が展示される。17日には方言部会によるワークショップも予定されている。
 児童生徒の部の展示部門は市未来創造センターで書道、美術、文芸(俳句、短歌、作文、詩)、自由研究、工作の作品が披露される。
 舞台部門は一般の部の音楽祭が10月25日(午後2時開演、マティダ市民劇場)に、年を明けた2027年には芸術劇場が1月31日(午後3時開演、マティダ市民劇場)に、こどもシアターが1月24日(午前10時半開演、場所は調整中)に、芸能祭が2月7日(午後2時会見、マティダ市民劇場)にそれぞれ実施される予定だ。
 児童生徒の部の音楽祭は11月22日(マティダ市民劇場)、郷土のお話大会は11月29日(午後2時開演予定、マティダ市民劇場)。一般の部の郷土史部門「史跡巡り」は11月3日(午前9時出発、市未来創造センター駐車場集合)、宮古検定は12月13日(午後3時、市未来創造センター研修室)で行われる。
 問い合わせは一般の部が市文化協会(79・5880)、児童生徒の部は市教育委員会(72・3764)まで。

展示・舞台発表など内容を説明する部会代表ら

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