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猛暑のさなか“室外機の盗難”が急増 被害は4年で約13倍、銅価格高騰で身近なエアコンが標的に

エアコン室外機の盗難が急増している。警察庁によると、室外機の盗難被害は、2020年に全国で255件だったが、21年442件、22年819件、23年1717件、24年3397件。たった4年で約13倍と急増している。

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被害が増えている原因とみられるのが室外機の内部に使われている金属。アルミ、銅管などが使用され、銅の価格はこの10年間で約2倍に跳ね上がっている。使用年数は関係なく、室外機が古くても新しくても金属くずとしては同じ価格だという。取材に対し防犯関係に詳しいライターは以下のように答えてくれた。

「対策としては、ワイヤーロックやチェーンで連結、室外機カバーの取り付け、防犯砂利を周囲に敷き詰める、防犯カメラを設置するなどが挙げられます。また、室外機の上に植木鉢を置いたり、そばに自転車を置いたり、犯人にやりにくそうと思わせるだけでも効果はあります」(防犯ライター)

近年、金属価格の高騰を背景に、エアコン室外機のほかにも水道メーターの盗難も全国で急増している。水道メーターの本体には真鍮(しんちゅう)や砲金(銅とスズの合金)が使われており、室外機同様、換金目的で盗まれている。特に防犯対策の薄い公営住宅、中でも入居者のいない空き部屋がターゲットになっているという。

やはり、人目につかないところほど盗みやすいということだが、同じ理由で、エアコン室外機も豪雨や地震の被災地で狙われやすいとの指摘もある。被災地では、避難で住民不在の住宅が多く、水没した室外機が残っているため、窃盗の標的になりやすいというのだ。実際、熊本地震では、車中泊避難していた男性が自宅に戻ると、室外機がなくなっていたという事例があり、8日に犯人が逮捕されている。

この酷暑の中、室外機が盗まれ、エアコンが使えなくなると大変だ。すぐにできる対策だけでもしておきたい。

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