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ライオンやラクダも死亡 動物園の「熱中症対策」今後どうなる

3日、東京都多摩市の多摩動物公園は同園にて飼育されているライオンについての飼育状況を発表した。

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発表によると、7月22日までにライオン園にて飼育していたライオン16頭のうち10頭に治療を要する個体が確認され、うち3頭のライオンが2日までに死亡した。

多摩動物公園では、ライオンの体調不良について「7月中旬以降の急激な猛暑による体調不良」とし、ライオンの展示およびライオンバス運行については当面の間休止すると発表している。

ライオンはアフリカ大陸に生息する動物で一般的には「暑さに強い動物」とされている。だが、アフリカと日本では湿度を含めて環境が違うのか熱中症に近い症状が出てしまったようだ。ネットでは動物ファンから「休園してでも動物の体調管理を行って欲しい」「クーラーなどより設備投資して欲しい」といった声が相次いでいる。

近年の猛暑の影響もあり、多摩動物公園に限らず、動物園は「動物の暑さ対策」について頭を悩ませているようだ。

例えば、上野動物園では、「毛を刈る」「氷を与える」「プールやミスト、送風機などを備える」「日光を浴び過ぎないよう早めに寝床のある別室へ移動する」という工夫を行っているが、基本的には動物自身による「自衛本能」が担う点も多いとされる。

例えば「口を開けて体内の熱を外に逃がす」「日陰に逃げる」といった行動は野生動物の本能で行っているため、ある程度の熱は耐えられるようだ。

だが、近年の気温上昇は「異常」とも言える高さとなっており、2022年8月には愛知県岡崎市の岡崎市東公園動物園で飼育されていた暑さに強いはずのヒトコブラクダが連日の猛暑による熱中症で死亡するという事故も発生している。

前出の通り、動物は自衛本能によって体温を下げているが、現在の日本の暑さは野生動物すら耐えられない危険な状態になっており、動物園独自での「暑さ対策」は行っていく必要があるのではないか。

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