欲しいグッズを買えない「ランダム商法」に9割の購入者が不満 「転売ヤーはありがたい」に批判の声
購入者が商品を選べずにランダムに決まった商品を受け取る「ランダムグッズ」は、約9割の消費者が嫌い――。エンタメの企画提案などを行う株式会社Hamaru Strategyの調査で7月31日、このような結果が明らかになった。購入者のほぼ全員が欲しい商品を購入できないランダムグッズに不満を募らせている実態が浮き彫りとなった。
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調査は3月28日から4月3日にかけて実施。Xやプレスリリースなどでアンケート回答を募り、消費者や企業など3万5866件の回答が集まった。
ランダムグッズとは、複数のデザインがあるグッズなど、中身が分からない状態で販売する商法で、缶バッジやアクリルスタンドなどで目立つ。欲しい絵柄のグッズを直接選んで買うことができないため、何が入っているかは購入してから開封するまで分からない仕組みになっている。
どれだけお金を支払っても、希望する商品を確実に入手することはできないため、一部の消費者からは「ランダム商法」という蔑称で批判されている。
ランダムグッズを嫌う理由(複数回答可)については、「欲しいグッズが手に入らない可能性がある」が最多で、98.5%に達した。次いで「通常販売のグッズよりお金が余計にかかる」が91.6%、「高額転売が横行する」が85.4%、「他の人の推しを『はずれ』と思ってしまうのが心苦しい」が80.9%と続いた。「交換の手間がかかる」も79.3%あり、購入者同士のやりとりが行われていることがうかがわれる。
一方、今回の調査で否定的な意見が鮮明になったランダムグッズだが、グッズを販売する企業側の意見として「不人気キャラクターの在庫を抱えなくて済む」「客単価が上昇する」などのメリットを挙げている。中には「くじはもうかりそうだから参入した」「転売ヤーは大量に買ってくれてありがたい」という回答もあった。
さらに、店側の意見として「楽して稼ぐためにランダムグッズの販売をやっている」といった本音を交えた投稿に、Xでは怒りのコメントが噴出。購入者からは「消費者に対してけんかを売っている」「こんな意見を出す会社のグッズは金輪際買わない」といった批判が寄せられた。
ランダムグッズを販売する企業側は、「売り上げを増やしたい」「在庫を減らしたい」という思いがあるのだろう。しかし、消費者から嫌われるランダムグッズに頼りきりの体質が、企業として正しいのか、真剣に考えなければいけないだろう。






