マティダ開館30周年でツアー 小中高生が舞台裏探検 光と音の演出体験
宮古島市教育委員会は7月25日、市文化ホール(マティダ市民劇)開館30周年記念事業として「バックステージツアー」を行った。普段は入ることのできない劇場の裏側を探検し、舞台装置や照明、音響の仕組みを学ぶ特別企画で、児童ら11人が参加。普段観客席からは見られない技術や工夫に触れ、多彩なイベントをかげで支える舞台裏の仕事に理解を深めた。
開会にあたり、市生涯学習振興課文化振興係の屋嘉比良太係長が「開館から30年、いろんなイベントを開催してきた。きょうはコンサートで使う照明などの操作があることを知ってもらいたいと企画した。短い時間だが楽しんでほしい」とあいさつした。
スタッフ紹介のあと、ツアーでは三線、波の音や光、色の変化など「光と音のファンタージ」のステージショーが披露された。
その後、児童らは実際に舞台へ上がり、スタッフから専門用語の説明を受けた。幕が開く前から演者が待機する「板付き」、立ち位置を確認する「場当たり」、吊り物を上昇させる「飛ばす」といった用語の解説に真剣な表情で耳を傾けた。
音響では観客に音が聞こえるようすると解説し、「ソニーC―3」「シュアーSM―58」といったマイクも紹介。マイクや楽器などから入った複数の音をまとめて聞きやすい音量、音質に調整するミキサーの役割も説明した。
照明については「光を使って舞台に絵を描く仕事」と表現し、業務については「打ち合わせが一番大事、どんなあかりにするかしっかり確認する」と述べ、ライトの吊り込みやライトの方向・角度・大きさの調整のあかり合わせ、場面ごと絵のシーンづくりなどを説明した。
光りのあて方では上からの光(サスペンションライト)、横からの光(サイドスポット)、後ろからの光(ホリゾンライト)、人物の顔や道具などをはっきり見せるために使い前からの光など演出効果の違いも説明した。



