WANDSが第5期活動終了と上原大史の脱退を発表、初代ボーカル・上杉昇が抱えた葛藤や脱退理由とは
ロックバンド・WANDSが来年3月をもって、現体制となる第5期の活動を終了することを22日、公式サイトで発表。同時に、3代目ボーカルとして2019年11月の第5期より加入した上原大史の脱退も報告された。
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上原の脱退理由については、WANDSとしての活動を終え、一人のアーティストとして新たな表現へ進みたいという意向を示している。上原は約7年間を振り返り、WANDSのボーカルを務められたことや、活動を通して出会えた人々への感謝を伝える一方で、歴史あるバンドのボーカルを担い続けることへの葛藤も明かした。そのうえで、自身ができることはやり切ったと考え、新しい道へ進む決断に至った。
WANDSは1991年にキーボード・大島康祐、ギタリスト・柴崎浩、ボーカル・上杉昇の3人で結成され、同年12月のシングル「寂しさは秋の色」(東芝EMI)でデビュー。
翌1992年のシングル「もっと強く抱きしめたなら」(同)でミリオンヒットを飛ばし、同年にリリースした故・中山美穂さんとのコラボレーション・シングル「世界中の誰よりきっと」(キングレコード)の大ヒットにより一世を風靡(ふうび)した。
以降、怒とうの快進撃を繰り広げミリオンセラーを連発。1994年には第8回日本ゴールドディスク大賞を受賞するなど、伝説的ロックバンドとして音楽史にその名を刻んだ。
だが、楽曲制作の中心的メンバーであった大島が脱退し第1期が終了、木村真也が新たに加わり、WANDSは第2期に移行する。その後、上杉の脱退に続いて柴崎も離れ、木村が新たなボーカル、ギターを迎えて第3期を始動したものの2000年にバンドは「解体」された。
WANDSといえば、上杉の人気が絶大ゆえ、デビューから6年後に決断した突然の脱退は多くのファンに衝撃をもって受け止められた。そんな上杉が今年4月、2026年にデビュー35周年を迎え、ニュースサイト「AERA DIGITAL」(朝日新聞出版)のインタビューに応じた。
上杉はWANDSを去る決断の経緯について、1994年4月に敬愛していたNIRVANAのカート・コバーンの自死が影響をもたらしたという。また、華やかな成功の裏で人知れず抱えていた葛藤と、歌い続ける現在の心境についても語った。
WANDSは来年3月、メンバーたっての希望によりラストライブツアーの開催を予定している。往年のファンにとって、活動終了はいたたまれないもの。はたして、第6期の幕開けは訪れるのだろうか。






