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中村うさぎが「私なら、佐藤二朗一択」と熱烈に擁護、大手広告会社を1日で退職した異色の経歴とは

俳優・佐藤二朗による女優・橋本愛に対するハラスメント騒動の収束の兆しは見えぬままだ。そんななか、人気女性エッセイスト・中村うさぎが10日、自身のX(旧Twitter)で佐藤を熱烈に擁護した。

佐藤二朗、橋本愛、フジ、騒動が長引くほどイメージダウン 利するのは文春のみ

中村氏は、「私は橋本愛という女優に興味がない」と一喝し、「彼女の出演ドラマを観たことはあるけど、あまりにも演技が下手すぎて苛立ってしまい、途中で断念してしまった」と一刀両断。その一方で「佐藤二朗はアドリブの天才だ」と佐藤の演技を称賛した。

約2000字にわたった長文の最後には、「今回の騒ぎは、どちらが悪いとかじゃなくて、単に相性の問題だったと私は考えている。アドリブに対処できない不器用な女優と、アドリブが神域に達してる男優」とまとめ、「あなたがキャスティング担当なら、どちらを選ぶ?私なら、佐藤二朗一択」と結論付けた。

まさか、佐藤も騒動がここまで拡大するとは思ってもみなかったことだろう。パワハラ疑惑をかけられとんだ災難だが、皮肉なことに知名度は急上昇しつつある。

佐藤は独特の風貌と存在感を併せ持つ俳優として知られるが、下積み生活は長く遅咲きともいえる。信州大学を卒業後、リクルート社に就職するも1日で退社。2年後に再就職し、サラリーマン生活を送りながら劇団付属の「文学座俳優養成所」に入所するも1年後の入団試験に不合格だった。

そんなことから、女優・渡辺えり主宰「劇団3○○」の養成所「無人塾」に3期生として入団するも1年で退団している。

佐藤は「役者の適性がない」と諦め、広告会社の営業として働き始めるが、営業成績でトップを取っても、俳優への夢を捨て去ることはできなかった。すると、かつての養成所・劇団の知り合いに声をかけて演劇ユニット「ちからわざ」を27歳のときに旗揚げし、会社員と俳優の二刀流生活が続いた。

そして28歳のときに劇団「自転車キンクリート」に入団し、当時勤めていた会社を退職した。

当時について、佐藤は2019年8月発売の週刊誌「週刊ポスト」(小学館)のインタビューで「この頃も、僕が世に出たら楽しめる人がたくさんいるはずだと本気で考えていました。でも、現実はそんなに甘くないことも知っています。20代は心がボロボロで辛かった。二度と戻りたくない暗黒の時代」と吐露している。

大きな転機は31歳で訪れ、演出家・堤幸彦の目に留まり2000年のTBS系ドラマ「ブラック・ジャックII」に無名の医師役で出演。ワンシーンのみの出演だったが、主演・本木雅弘の事務所社長に声をかけられ、現事務所に所属する。以後は、活動の場を広げ俳優として脚光を浴びた。

名バイプレーヤーとして名高い佐藤だけに、冒頭の騒動は俳優人生を大きく左右することだろう。

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