皇室典範の改正案決定に玉川徹氏が一喝、自民・中曽根氏は愛子さまとは「結婚する人もいない」と侮辱し釈明
政府は6月30日、臨時閣議で皇族数確保に向けた皇室典範の改正案を決定。女性皇族が結婚後も皇室に残る策と旧宮家の男系男子を養子に迎える策の改正案を国会に提出した。
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養子本人は皇位継承資格を持たず、その一方で養子の子孫が男性であれば資格を持つ内容が盛り込まれ、皇位の継承順位を定める2条が適用される。また、女性皇族の配偶者と子の身分は明記しなかったが、政府は現行法の解釈では皇族にはならないと説明。しかし、衆参両院でまとめた「立法府の総意」には記載されていない事項として、野党からは反発の意見が上がっていた。
翌7月1日、テレビ朝日系情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」では、この話題が議論を呼び、スタジオ生出演した元同局の玉川徹氏が皇室典範改正案の決め方について、厳しく非難した。
スタジオでは、この改正案について「こういう決め方はよくない」と口をそろえた。すると玉川氏も「憲法に抵触する可能性がある」と懸念し、「皇族じゃない一般の国民の人の中に、ある一定の限られた人は、そこから自分の子どもを天皇にすることができるっていう…。これは門地による差別を禁止した憲法(14条)に違反するのではないかという話になっている」と解説。
そのうえで、「『国会の総意は国民の総意ではないんじゃないか?』という話をこの前したんですけど、それすらも乗り越えて、政府が、それ以上のことを今やろうとしてる…」と厳しく非難した。
そして、「そこまでして、愛子さまを天皇にしたくないのかって思わせるくらいのこと」と私見を述べ、「国民の総意からどんどんどんどん離れていってる、と。これも憲法に抵触する」と一刀両断した。
皇位継承については、6月28日に自民党の中曽根弘文憲法改正実現本部長が富山県高岡市での講演で、愛子さまの皇位継承を「あり得ない」「(愛子さまと)結婚する人もいない」などと発言。
翌29日、中曽根氏は「言葉が適切でなかった点を反省している」と述べ、「これだけマスコミや世間から注目される状況からみると、ご結婚はなかなか難しいのではないかという個人的な感想」と釈明した。
一方で、「現在の皇室典範(1条)では皇位は皇統に属する男系男子と決まっている。有識者会議でも、悠仁親王までの後継者の流れをゆるがせてはいけないと決まっている。愛子さまが天皇になられる可能性はない」と強調。不適切な発言については訂正したものの、オールドスタンス的な考え方は一貫していた。
愛子さまをめぐっては、皇族数の確保と女性天皇の在り方に関する重要な議題であり、多様な意見が存在する。皇室として生まれ育った運命ではあるが、何ともいたたまれないものだ。






