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宮古南静園の将来構想、16年ぶり協議会再開 一般質問で富浜氏質す

 開会中の2026年度第4回宮古島市議会は24日、一般質問に立った富浜靖雄氏は、庁舎敷地内での集会における拡声器使用の規制緩和や、宮古空港での公金横領事案を受けた管理体制の強化、さらに2009年以来16年ぶりに再開された国立療養所宮古南静園の将来構想などについて市当局の姿勢を質した。市側は、休日や閉庁時における庁舎管理規則の「喧騒(けんそう)」の解釈を柔軟にし、条件付きで拡声器の使用を許可する方向で運用を明確化する方針を示した。
 庁舎敷地内での集会における拡声器使用について、富浜氏は手続きや規則の解釈をただした。上地俊暢総務部長は、事務妨害や来庁者への支障の程度を考慮し「休日や閉庁時は柔軟に解釈するのが適切」との認識を提示。今後は申請時に市側から利用状況を確認し、音量を「地声の補助」程度にとどめることなどの具体条件を付した上で条件付き許可とする運用改善を図るとした。さらに事前確認マニュアルの整備や申請者向けチェックリストの導入を進める考えを述べた。
 宮古空港の管理事務所で発生した公金横領事案を巡り、市側は前例踏襲による現金管理体制の不備が要因だったと説明。また、駐車場のキャッシュレス化についても追従。市は施設を管理する沖縄県に対し、機器更新のタイミングに合わせて対応を要望していくとした。
 宮古南静園の将来計画に関し、市側は2026年2月に約16年ぶりとなる「将来構想実現に向けた協議会」を開催したと答弁。入所者や退所者の会に加え、新たに家族会を委員に迎えたことを説明し、歴史を語り継ぎ人が集まれる場としての観光的活用も含め、幅広い意見を反映させた活用方法を検討していく方針を示した。
 このほか富浜氏は、根間公園(ネマパーク)の管理や防犯カメラの9月設置計画、旧みどり推進課の業務を農政課森林緑化係へ編入した組織再編の現状について質問。さらに高齢者外出支援タクシーの通年申請への柔軟な対応、家庭から出る園芸用土の少量持ち込み処分の仕組み、市立図書館における古い新聞のデジタル化の進捗(ちょく)状況についても当局の対応を確認した。

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