古舘伊知郎、自衛隊員家庭めぐる問題発言の古賀議員を擁護 「彼女は平和教育をやってきた人」
フリーアナウンサーの古舘伊知郎が16日に、自衛隊員家庭をめぐる不適切発言が問題になっている立憲民主党の古賀千景参院議員を擁護し、ネット上で物議を醸している。
古賀議員は15日の参議院予算委員会で防衛省が作成した「まるわかり!日本の防衛〜はじめての防衛白書」について質問している際、「自衛隊に行く子どもたちって、経済的に厳しい子どもたちが行くんですよ。豊かな子どもたちは、自衛隊とかなりませんよ」と発言。小泉進次郎防衛相が抗議・反論し、古賀議員は発言を撤回したものの、いまだ批判の声は止んでいない。
古舘はこの発言について言及し、「勢いで、興奮のあまり言っちゃった」と紹介。発言そのものについては「これはいかんですよ。いけないに決まってますよ」と批判し、「いろんなケースがあるわけですから、そんな風に一概に決めつけては駄目」と断罪した。
一方、古賀議員が発言を訂正したとし、「日教組出身の古賀議員。教員としてずっと教えてきたっていう流れで平和教育をやってきた人ですからね。1つの経緯をいえば、自衛隊員募集のチラシを小学校に置いている。中身もウクライナ戦争を引いて『防衛力が弱いもんだからロシアに侵攻されてしまった、日本は国防をしっかりと守らなきゃいけない』的なのが入っていて偏っているじゃないか、と。日教組出身の方であればそういう考え方、思想性で言いますよ」と古賀議員の考えを解説。
その上で、「保守系の人とは正反対のことを言う。その気持ちも分かるわけですよ」と理解を示した。
また、問題発言の背景には自衛隊員の少なさがあるとし、「こういうことを切り取られたとこだけでギャーギャー言わずにですね、全体の問題を話し合っていくことは急務だってことを我々自覚すべきだと思いますね」と話していた。
ネット上では「切り取る切り取られるは今回関係ない」「その言葉が出る事自体がマズイ」「発言と自衛官の不足は別問題」「論点のすり替え」という批判やツッコミが集まっている。そもそも「切り取り」ではなく、古賀議員の発言全体が批判されているこの問題。「勢いで発言したことを切り取られた」と、問題を矮小(わいしょう)化しようとした古舘に多くの人が疑問を抱いたようだ。


