長崎が意地の勝利でタイに持ち込む 琉球との激闘は運命のGAME3へ
【記事提供・沖縄バスケットボール情報誌OUTNUMBER(アウトナンバー)】
5月24日に行われた「りそなグループ B.LEAGUE FINALS 2025-26」GAME2は、後がない状況で臨んだ長崎ヴェルカが意地を見せ、琉球ゴールデンキングスを66―60で下した。対戦成績は1勝1敗となり、優勝の行方は26日午後7時開始のGAME3へ持ち越された。
立ち上がりは琉球ペースだった。ヴィック・ローのダンク、ジャック・クーリーのフックシュート、岸本隆一のレイアップなどで9―0と先行。しかし長崎はイ・ヒョンジュンが3点シュートを沈めると、激しいディフェンスから流れを引き寄せた。イはファウルを受けながらのレイアップ、3点シュート、フリースローと得点を重ね、第1クオーターだけで12得点。長崎が20―14と逆転して最初の10分を終えた。

第2クオーターは両チームとも守備強度が高く、我慢比べの展開となった。長崎はスタンリー・ジョンソンが3つ目のファウルでベンチへ下がる苦しい状況。それでも長崎のディフェンス強度は落ちず、琉球を苦しめたが琉球はドットソンが難しいシュートをねじ込み、31―29と長崎が2点リードで前半を折り返した。
勝敗を分けたのは第3クオーターだった。琉球の司令塔・岸本が、スタンリー・ジョンソンのドライブに対し完璧にコースに入り、レイアップをブロックしたものの、判定はファウル。これが4つ目の個人ファウルとなり、ベンチへ退くことになった。岸本不在の約9分間で長崎は21―7と一気に突き放し、主導権を握った。
最終クオーターも長崎は勢いを維持。カッティングからのレイアップを連続で決め、この試合最大となる17点差まで広げた。琉球も最後のタイムアウト後に驚異的な粘りを見せ、2ゴール差まで迫ったが、長崎が最後まで逃げ切った。
激闘となったファイナルは、ついに運命のGAME3へ突入する。

【コメント】
■長崎ヴェルカ 狩俣昌也

「GAME1のことも踏まえて、しっかり40分間集中して試合に臨めたと思います。現役最後まで一番長くシーズンを送れていることに感謝したいです。ファイナルでGAME3、しかも相手が琉球というのもすごく幸せなこと。楽しみたいと思います。 バスケットに対して僕自身しっかり向き合ってきましたし、そこへのプライドはあります。最後にしっかりやるべきこと、チームで積み上げてきたことを出したい。琉球との戦いですが、ある意味一緒に作り上げる部分もあると思っています。お互いに悔いなく、良い試合になるように出し切れればと思います」
■琉球ゴールデンキングス 岸本隆一

「長崎のパフォーマンスは素晴らしかったと思いますし、単純に自分たちの力が及ばなかったです。試合を通して攻略できませんでした。もっともっと良くプレーできる部分はあったと思います。もう一回映像を見て、打開策を探していければと思います。切り替えてGAME3に臨みたいです。自分たちだけじゃなく、見ている方も楽しみにしていると思いますし、もう一度みんなで素晴らしい舞台で試合ができるというマインドセットを持って次の試合に臨みたいと思います」




