必要性理解も安全徹底求める 「レゾリュート・ドラゴン26」で市長コメント オスプレイ飛行自粛など要望
宮古島市の嘉数登市長は22日、陸上自衛隊と米海兵隊による実動訓練「レゾリュート・ドラゴン26」が宮古島市内で実施される計画を受け、報道陣に向けてコメントを発表した。嘉数市長は、南西諸島を取り巻く厳しい安全保障環境を踏まえ、日米共同訓練の必要性に一定の理解を示した一方、陸自の垂直離着陸輸送機「V-22オスプレイ」の宮古空港使用計画に対し、国へ安全管理の徹底や市街地上空の飛行自粛を強く求めたことを明らかにした。(全文はコチラ)
コメントによると、市は21日午後に沖縄防衛局から今回の訓練計画についての説明を受けたとのこと。説明によると、市内での訓練期間は6月25日から29日までで、実弾は使用せず、主に自衛隊の敷地内において日米共同の災害対処訓練や共同衛生訓練、航空機による物資補給・輸送訓練を行う計画となっているとの説明だという。
嘉数市長は「中国公船による領海侵犯や接続水域への侵入が常態化するなど、南西諸島を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増している」と現状を指摘。その上で「日米双方による訓練の実施については、必要最低限の範囲において、その必要性を理解している」との認識を示した。
一方で、立て続けに米軍との共同訓練が実施される現状に対し「市民の皆さまに不安の声があることも承知している」と言及。国に対しては、安全保障環境の変化について直接、市民に情報を提供する機会を設けるよう申し入れを行い、国側からは「早い段階での開催を検討する」との回答を得たという。
また、市民の安全と平穏な生活を最優先に考える姿勢を強調し、「米軍単独による市内での訓練については、引き続き自粛を求める立場に変わりはない」と市の従来方針を改めて明言。今後も国に対して、丁寧な説明と迅速・必要な情報発信を強く求めていく方針を示した。


