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地下水汚染と健康被害質す 市議会一般質問・根間氏 医療・介護の「グランドデザイン」提言

 宮古島市議会3月定例会一般質問が19日に行われ、根間康雄氏は地下水汚染が市民の健康、特に子供の発達に及ぼす影響や、離島における持続可能な医療・介護提供体制の構築、防犯体制の強化など、市民の安全・安心に直結する幅広い課題について当局の姿勢を質した。
 地下水問題について、根間氏はネオニコチノイド系農薬が地下水や水道水から検出されている現状を指摘し、自閉症や発達障害児の急増との因果関係について市の認識を質した。
 市側は、動物実験では神経発達への悪影響が報告されているものの、人への直接的な影響については科学的知見が乏しいとの見解を示した上で、引き続き有機農業の推進や農薬の適正使用による負荷軽減に努める考えを述べた。
 医療・介護体制では、離島医療の特殊性を踏まえた中長期的な「グランドデザイン」の策定を提言。嘉数登市長は、現場の意見を反映させながら第3次市総合計画へ盛り込み、持続可能な体制構築に向け国や県へ財政的支援を強く働きかけていくと応じた。
 防犯対策では、市内全域での防犯カメラ設置の遅れを指摘。市民生活部は、設置後の維持管理コストが課題であるとしつつも、宿泊税の活用や国・県の補助金を視野に入れ、地域と連携した効果的な設置場所の選定を進めると答弁した。
 また、産後1年以内の母親を対象とした産後ケア事業の利用率向上や、第40回を迎える全日本トライアスロン宮古島大会に向けた空港前記念碑周辺の美化整備、パイナガマビーチの遊歩道「ばんちきろうロード」の安全対策についても市の対応を質した。

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