創立7周年記念行事 観閲行進、訓練展示公開 陸自宮古島駐屯地 南西地域の抑止力強化
陸上自衛隊宮古島駐屯地(司令・佐々木久史一等陸佐)の創立7周年記念行事が22日、上野野原の同駐屯地で行われた。式典や観閲行進、音楽演奏、訓練展示があり、佐々木司令は「駐屯地一丸で沖縄・南西地域の抑止力の要として地域の皆さんの安心安全を守り抜く」と決意を述べた。観閲行進では第301電子戦中隊など各部隊による車両行進が披露され、太鼓演奏や体験試乗も行われた。招待された市、自衛隊協力会など関係者、地域住民らは観閲行進などを見学し、隊員との交流を深めた。
式典では佐々木司令が「国際社会は今、戦後最も厳しく複雑な安全保障関係に直面している。ロシアによるウクライナ侵略は4年が経過し、依然として終わりが見えない状況が続いている。隣国である中国は活動を活発化させ、尖閣諸島への領海侵犯や台湾への軍事的な圧力を強めるなど力による一方的な現状変更とその試みを強化している。このようなか宮古島駐屯地部隊は与えられた使命を全うするために重責を自覚し鍛錬を積み重ねており、一層信頼される駐屯地を目指していきたい」とあいさつした。
来賓の西銘恒三郎衆院議員は「皆さんの日々の鍛錬や行動が日本国の平和を永続させていることに大きく貢献している。佐々木司令を中心に一人ひとりが自信と誇りを持ち、多くの国民が支えていることも自信を持って胸に秘めて頑張っていただきたい」と祝辞を述べた。
嘉数登市長は「南西諸島を取り巻く安全保障環境がより一層厳しさを増すなか平素の活動に加え、宮古島駐屯地は重要な役割を担っている。台風など災害への備えや医療体制支援、緊急搬送時への対応で宮古島市民の安心安全な生活に大きく貢献している。今後も県、関係機関と連携を深め安心安全な島づくりに協力いただきたい」と激励した。市議会の平良和彦議長も創立7周年を祝い隊員らにエールを送った。
記念行事の公開は、地域住民との交流を通じて駐屯地に対する理解と信頼を深めてもらうことが目的。この日は天気に恵まれ、開始時間から多くの親子らの姿が見られた。




