新型コロナ 宮古島市256人、多良間村6人感染

【那覇支局】県は13日、宮古島市で新たに256人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。12日は90人。2日間で346人。1週間(7~13日)の感染者数1303人は2週ぶりに前週(7月31日~8月6日)を上回った。累計は1万6443人。多良間村では3日ぶりの確認で6人。12日はゼロ。累計168人。県内では新たに3125人が確認された。12日は3625人。2日間で6730人。累計は41万6722人と41万人を超えた。12日に2人の死亡が報告された。累計537人。

 13日の市内患者は10歳未満から90歳以上の男女。前週同曜日から104人増加した。年代別では40代の42人が最多。30代の41人、10歳未満の38人が続く。確認中は2人。県外在住者は6人確認された。1週間(7~13日)の感染者数1303人は前週(7月31日~6日)と比較すると19人増加し、2週ぶりに前週を上回った。年代別では4週連続で40代が最多。10歳未満から40代までで全体の約64%を占め、前週より4減少し、50代以上への感染拡大傾向がみられた。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は2385.35人。
 13日の多良間村の患者は年代確認中の男女6人。9日から11日に発病し、12日に確定した。
 宮古地区の入院中41人、宮古病院11人(中等症5人、軽症6人)、民間病院30人(中等症2人、軽症28人)。病床使用率は62・1%。宿泊施設療養中29人、自宅療養中936人、入院調整中704人。
 県によると、12日時点で宮古病院では49人、民間病院でも多くの人が就業制限で休業を余儀なくされており、宮古病院では1病棟を封鎖、他の病棟でも部分制限を行っている。民間病院でも救急、一般外来の制限がかかるなど、医療ひっ迫が続いている。
 13日の県内の新規感染者は前週の同じ曜日を1941人下回った。年代別では30代の485人が最多。国基準の重症者は21人。死亡が報告されたのは那覇市の90歳以上の男性と中部保健所管内の30代男性の死亡が報告された。
 2日間でクラスター(感染者集団)も新たに2例報告され、県立南部医療センター・こども医療センターで6人、県立八重山病院で8人が集団感染した。累計713例。クラスターによって、八重山病院では15日に予定されていた一般外来診療の延期を発表した。また、県立精和病院で追加のクラスターも報告され、新たに15人が確認された。累計26人。

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