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キャンペーンで健康促進 30日から集団検(健)診実施 早期発見と予防呼び掛け 市保健セで6日間

 宮古島市はあす30日から7月5日までの6日間、健康診断とがん検診の夏の集団検診(健診)を市役所隣接の保健センターで実施し、生活習慣病やがんの早期発見および予防に向け、市健康増進課は市民に積極的な活用を呼びかけている。20~39歳に限り国保以外の保険加入者でも市の基本健診の受診は可能。また受診率の向上を目的にインセンティブ事業も実施している。
 市では受診率向上を目指し2021年度から7、10月の2回に増やしている。特定健診やがん検診の受診率が低下していることや、女性に比べて男性の受検者が少ないことが課題となっている。
 さらに、市民の健康意識向上と受診率アップを目的に、基本健診およびがん検診を受けた者の中から抽選で豪華賞品が当たるキャンペーンを実施している。
 キャンペーン対象となるのは、市内に住民登録のある20~74歳で、市の契約医療機関または集団健診で基本健診やがん検診(大腸がん検診含む)を受診した者。ただし、職場健診は抽選対象外となる。
 商品には健康グッズや旅行券、商品券、ガソリン券など、市民の生活に寄り添った実用的な景品がそろう。当選者には市から通知が送られ、後日、義務履行調査のうえで賞品が贈られる。
 抽選は2回に分けて行われ、第1回は9月ごろに4~7月受診者を対象に実施。第2回は26年2月ごろに8~11月受診者が対象となり、20~39歳で8月以降に健診を受けた者も第2回の抽選に含まれる。
 市は定期的な検診が市民の健康寿命を延ばし、医療費の抑制にもつながると強調。健診を受けることで生活習慣の改善や重大な疾患の予防につながるとし、「健康は最大の資産。この機会を逃さず、多くの市民に受診してほしい」と呼びかけている。
 問い合わせは市健康増進課(73・1978)まで。

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