
開会まであと1カ月 第39回全日本トライ宮古島大会 交通規制情報など発表 来月号砲へ準備進行
「海・風・太陽(てぃだ) 熱き想い 君を待つ」をテーマに4月20日午前7時号砲の第39回全日本トライアスロン宮古島大会まで、きょうで1カ月と迫った。国内外から1千500人が出場する大会の準備も着々と進んでおり、エントリーする選手たちも、それぞれのペースで準備し、コースの一周道路ではバイク競技の練習に励む姿が見られる。各専門部の作業も本格化していく。
競技は午前7時から午後7時までの12時間。下地与那覇前浜のスイム3㌔でスタートし、バイク123㌔、ラン35㌔の3種目で競われる。悪天候の場合はバイク、ランのデュアスロン競技に変更して行われる。開会式は同月18日午後7時にJTAドーム宮古島。表彰式およびふれあいパーティーは大会翌日の21日午後から同ドームで行われる。
19日、平良下地線でも選手たちがバイクを走らせていた。選手たちは力強くペダルを踏み、快調に走らせ調整していた。
同実行委員会の事務局はこれまでの市総合体育館が老朽化による建替工事のため、今回は市保健センター1階に設置。残り1カ月を切り、専門部の確認作業や取り組みも活発化しているとのこと。
事務局では17日に交通規制およびエイドステーションの配置マップ、臨時バス運行表などを公式ウェブサイト上に掲示した。
当日の交通規制に関しては▽コース上の車の乗り入れ不可▽選手通過最優先のため、交差点通過に時間を要する▽デュアスロン時は午前7時スタートのため宮古島東急ホテル&リゾーツ周辺通行禁止▽迂回は案内板や警察官、警備員の現場指示への従事▽ランコース周辺の混雑の予測―など協力と理解を呼び掛けている。
上位招待予定選手は、男子が第38回大会で総合優勝した寺澤光介(東京)、同2位の山岸穂高(東京)、同3位の新田城二(岐阜)、同4位の大倉拓也(大阪)、同5位の土田洋平(岐阜)の5人。女子は優勝した上田藍(茨城)、2位の平柳美月(埼玉)、3位の太田麻衣子(東京)、4位の田中美沙樹(愛知)の4人となっている。
宮古島をはじめ県内や全国、海外勢らが出場を予定しており、3種目で熱いレースが展開される。
4月20日の本番まで各専門委員会は最終チェックなどを行っていく。