路上寝注意され暴行 自称無職の男逮捕
路上寝を注意されたことに腹を立て男性の顔面を手拳で殴りけがをさせたとして、宮古島警察署は24日午前3時52分、自称無職の男(58)=伊良部字前里添=を暴行傷害の容疑で現行犯逮捕した。警察の調べに対し男は容疑を否認しているという。
事件は被害者からの通報で発覚した。男は同日午前2時55分ごろ、平良下里の飲食店近くの歩道で飲酒した状態で寝ていたところを市在住の男性に注意されたことに対し「財布を盗もうとした」などと因縁をつけ男性を暴行したうえ、左眼下部皮下出血(全治日数不詳)のけがを負わせた疑いが持たれている。
同署は急増する飲酒関連の事件に対し、「事件に巻き込まれないために、路上寝を見つけたらすぐ警察に通報した上で警官が来るまで現場の様子を見るなど協力してほしい」と市民に呼び掛けている。