下地支部が団体賞獲得 市畜産共進会 若雌第1類など25頭審査 子どもたちの模擬セリも
2024年度宮古島市畜産共進会(同実行委員会主催)が13日、JAおきなわ宮古家畜セリ市場で行われた。3部門計25頭が出品され、審査の結果、大海(上野支部)の「たいかいとよひめ号」などが優秀賞に選ばれた。団体賞は宮古和牛改良組合下地支部が獲得した。各部門の3位までが8月13日に開催される地区共進会に推薦される。オープニングセレモニーではチアダンスや太鼓を披露。イベントでは牛汁(そば)、かき氷が無料提供され、大勢の親子らが詰めかけた。模擬セリもあり、子どもたちが牛セリを体験した。
開会式では実行委員長の座喜味一幸市長が「子どもたちを含めて盛会に開催できることをうれしく思う。県畜産共進会で宮古島市の牛はしっかりと制覇しており、(昨年は)3年連続で農林水産大臣賞を獲得している。このように畜産農家の飼養管理技術は著しく向上しているので、11月の県共進会では宮古島市の出品牛が必ずや上位の成績を収めるものと期待している」とあいさつした。
市議会の平良敏夫議長、県宮古農林水産振興センターの平安名盛正所長、JAおきなわ宮古地区本部の久志隆盛本部長が来賓祝辞で激励した。
審査委員や測定委員の紹介、審査委員長の注意のあと若雌第1類(2023年6月8日~9月7日生)が6頭、若雌第2類(23年3月8日~6月7日生)が11頭、高等登録群(高等登録牛・21年5月7日以前生、娘牛・23年9月7日以前生)が4組8頭で審査が行われた。
結果は次の通り。
【若雌第1類】優秀賞=大海(上野)たいかいとよひめ号・JAおきなわ宮古地区本部長賞▽1等1席=大海(上野)たいかいゆめきた号▽1等2席=荷川取広明(下地)ともこ号▽2等1席=佐久眞德一(伊良部)いちか号▽2等2席=佐久眞德一(伊良部)いくみ号▽2等3席=島尻正(平良)ひめふく号
【若雌第2類】優秀賞=浜川淳士郎(伊良部)るな号・県農林水産部長賞▽1等1席=上地美優桜(下地)きあら号▽1等2席=友利将敏(城辺)べるめぇる号▽2等1席=荷川取広明(下地)さわこ号▽2等2席=喜屋武隆(平良)おかざき51号▽2等3席=新垣文男(平良)ひめ号
【高等登録群】優秀賞=砂川健治(下地)高等みにい号、娘牛せいこ号・市長賞▽1等1席=大海(上野)高等たいかいまりや号、娘牛たいかいまりか号▽1等2席=川上政彦(平良)高等はるみ号、娘牛はるふく号▽2等1席=内間ツギ子(平良)高等みゆき号、娘牛まなひめ号