パニパニまもる君と共に交通安全を訴える仲宗根署長(右から2人目)、友利会長(右端)、山本さん一家 =1日、宮古空港ターミナルビル

「パニパニまもる君」お披露目 宮古島署

 宮古島警察署(仲宗根宗信署長)は1日、同署の新しいマスコット「パニパニまもる君」のお披露目会を宮古空港ターミナルビル内で行った。パニパニまもる君はふだん勤務する宮古島署の外に飛び出し、新型コロナ感染拡大による自粛生活の反動が予想される島内の交通事故を予防する活動を行うという。
 お披露目会は空港に降り立った観光客が注目するなか行われた。仲宗根署長ら同署署員とパニパニまもる君らは利用客に向け交通安全のビラを配り、島内の交通安全を呼び掛けた。
 また東京から家族で観光に訪れたという山本和広さん(38)、槙子さん(33)、幸太郎くん(4)、聖士くん(1)にパニパニまもる君お披露目第1号として記念品などを贈呈した。山本和弘さんは「新しいまもる君が誕生するとは知らなかった。栄えあるときに立ち会えて光栄」と話した。
 仲宗根署長は「宮古島署には毎日のように観光客がまもる君を撮影に訪れ、現役の警察署が観光スポットとなるのはとても珍しい。きょうからパニパニまもる君が活動するのでぜひ応援を」とあいさつした。
 またイベントに参加した宮古地区交通安全協会の友利勝一会長は「まもる君は24時間体制で市民を見守る頼もしい存在。パニパニまもる君は今まで以上に頑張ってほしい」と述べた。

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