宮古島ビーチバレー大会開幕 前浜で熱戦
宮古島ビーチバレー大会2022(主催・宮古島ビーチバレー連盟)が4日、下地与那覇の前浜ビーチで開幕した。昨年の第1回を上回る45チームが参加し、12のグループに分かれ熱戦を繰り広げた。5日は予選の残り試合とエキシビジョンマッチ、上位・下位の決勝トーナメントを行う。
市が主催していた大会が19年の第20回大会を最後に廃止されたことを受け、市民有志が昨年連盟を結成。当初は5月に大会を開く予定だったが、コロナ禍で11月に延期された。今年は予定通り大会を開き、宮古島でキャンプを行っているスキージャンプ北京五輪金メダリストの小林陵侑選手や所属する土屋ホームの葛西紀明監督らも参加。多くの人から記念写真を頼まれるなど、大会を大いに盛り上げていた。
同連盟の下地晃大会長は「島内外から参加してくれた多くのチームや、応援に駆けつけてくれた人に心から感謝する。純白の砂とエメラルドグリーンの海という美しいロケーションの中、観衆を魅了するプレーと白熱した試合展開を期待したい」とあいさつ。
来賓の座喜味一幸市長(代読)は「市は『スポーツアイランド宮古島』を掲げ、スポーツイベントの振興による地域活性化と交流人口の拡大を推進している。この大会が根強い人気を獲得し、継続開催されることを期待する」と述べた。
葛西監督は「一度途絶えた大会を再開してもらえて本当に楽しみ。宮古島の人々に元気を届けられるよう頑張ってプレーしたい」と意気込みを語った。