新鮮な地元産野菜の販売で盛況となった軽トラ市
=10日、JAあたらす市場駐車場
JA青壮年部 軽トラ市で地元産野菜の直売会
JA宮古地区青壮年部(上地格部長)の農産物軽トラ市が10日、JAファーマーズマーケットあたらす市場駐車場で行われた。「とうがんの日」キャンペーンと同時開催され、部会員たちが栽培した野菜を軽トラックの荷台に乗せて販売。地元産野菜を求めて多くの人が訪れ、青空の下での市を楽しんだ。
今回は県内5地区の青壮年部で一斉に開催。宮古では25人の会員が参加し、ゴーヤーやインゲン、トマト、ニンジン、ジャガイモ、葉野菜などを販売した。トラックの荷台いっぱいに積んだ畑の土が付いたままの大根も飛ぶように売れ、残った葉をもらう人もいた。
とうがんや大根を買った女性は「どの野菜も新鮮。農家の顔が見えるのが良い。月に1回ぐらいやってほしい」と話した。
上地部長は「こんなに人が来るとは思わなかった」と驚き、「軽トラ市に向け野菜を準備してきた。地元産が求められていると思うので、自分たちも安心安全な作物をつくっていきたい。こうした機会に青壮年部の活動も知ってもらいたい」と話していた。
JAおきなわ宮古地区本部の下地誠本部長は軽トラ市の盛況に「畑で収穫してそのまま軽トラで売るのが良い。地産地消にもつながる。きょうだけでなく年に何回かやっていきたい」と話した。