宮園さんがチャリティーコンサートを開いた =1日、マティダ市民劇場

宮園さん2年ごしチャリティー公演 老人クラブ連合へ寄付

 「宮園ゆう子チャリティーコンサート」(主催・オフィスゆう)が1日、マティダ市民劇場で開かれた。当初2020年開催予定だったがコロナ禍で延期が重なり、約2年越しに開催が実現したもの。宮園さんはオリジナル曲の「琉球の華」などを披露したほか、宮古地区老人クラブ連合会に寄付金の目録贈呈も行った。

 宮園さんは上野出身。1996年にプロデビューを果たし、ことしで26周年を迎える。数々のオリジナルCDを発表してきたが、中でも「琉球の華」は、東京から沖縄に活動拠点を移した際にリリースした思い入れのある曲だという。
 コロナ禍で延期が続いたコンサートが実現したことに宮国さんは「パンフレットも完成した公演数日前に延期が決まった。この2年歌手活動ができず、このコンサートのことがずっと引っかかっていた。これでようやく前に進める。来てくれた方にも楽しんでもらえれば幸い」と話した。
 コンサートでは「宮古島夜曲」「佐渡はふるさと」などのオリジナル曲など10数曲を披露。一条流沖縄支部による日本舞踊なども行われた。売り上げの一部を宮古地区老人クラブ連合会に宮園さんが手渡した。

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